アンチウイルスについて
基本機能である。感染を防ぐ。感染している場合は駆除する。
クライアントファイアウォールについて
このファイアウォールはソフト的なものです。学校でインターネットにつなぐ場合は出口の部分にファイアウォール機能を備えたルータやハード的なファイアウォールを入れましょう。
そうなるとソフト的なファイアウォールは必要ない気がします。確かにこれなしでも十分にやっていけます。
しかし、次のようなことが起こる可能性はないわけではありません。
ルーターやハード的なファイアウォールは外からは防御できても、中からの攻撃にはどうでしょう?スパイウェアや、ウイルスに感染した個人所有のPCなど、学校のネットワーク内に危険が潜んでいることもあるのです。
アンチウイルスのソフト会社も学校にはこの機能はいらないだろうと思っているのか、学校用のライセンス無制限のパッケージにはこの機能がないものが多いです。
最終的には予算との相談になりますね。
プライバシー保護について
個人情報の流出を防ぐ機能です。
スパムメール防止について
これはメールの管理をどうするかによります。おすすめはメールは集中管理するに限ります。つまり、学校にくるメールは一台のクライアントで処理するのです。それにいれておけば大丈夫でしょう。
職員個人のメールの管理は個人にまかせるのがいいと思います。ウイルスについてはアンチウイルスソフトの導入が絶対条件なので、まず大丈夫。スパムメールがきて困るのは、その人だけなので自己責任でということで。
児童生徒の外部とのメールのやりとりも児童生徒用のクライアント1台で管理するようにしましょう。メールサーバーをおいて、そこで検閲する方法もありますが、これはかなりの負担増です。
保護者機能について
教職員が使うPCには必要ないですね。たぶん(笑)
児童生徒が使うPCには必要かもしれませんが、セキュリティ統合ソフトについている保護者機能より、これ専用のソフトをいれたPCまたはハードを児童生徒が使うネットワークの出口に導入することをおすすめします。
まとめ
アンチウイルスソフトは必ずいれてください。その他の機能についてはネットワークの状態や、予算(これが一番大きい)との相談になりますね。
個人所有のPCで、自宅でも使用するものは上記の機能すべてあるのもをおすすめします。自宅にハード的なファイアウォールを備えている人は別ですが……
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